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エストニアの教育

エストニアは世界的に見ても優秀な学生が多い国の一つです。

2000年から OECD 加盟国の15歳の学生を対象に行われている学習到達度調査(PISA)があるの ですが、エストニアはなんと2018年度の結果で3つの評価領域(科学的リテラシー、数学的リテラ シー、読解力)すべてでヨーロッパ諸国中1位を獲得しました。

日本と比較しても、日本が読解力で世界15位、数学的リテラシーで6位、科学的リテラシーで5位な のに対し、 エストニアは読解力で世界5位、数学的リテラシーで8位、科学的リテラシーで4位と、数学的リテラ シー以外の領域で日本の順位に勝ることからも、いかにエストニアの学生が優秀かということが わかります。

加えて、同じく2018年に実施された OECD 加盟国の15歳の学生を対象にした金融リテラシーに関する調査においても、エストニアの学生の金融リテラシーは世界トップレベルと評価されました。

このような事実から、エストニアの教育制度がいかに充実しているかがおわかりいただけると思います。 ではここからは、そんなエストニアの教育制度は実際にどういったものであるのかについて、ご紹介します。

エストニアと聞くと電子政府のイメージが強いと思われますが、IT 革命はもちろん教育にも大きな 影響を与えました。

エストニアは e-Education といわれる取り組みを実施しており、そこでは生徒、教師、親などすべての人がオンラインでつながることができるプラットフォームを提供しています。

いつでもアクセスが可能なこのツールを利用することによって、親は子供の学習がどこまで到達したかを確認でき、何か疑問点があれば教師とも直接意見を交わすことができます。生徒はいつでも自分の成績を確認し、課題や授業の進捗なども確認することができるのです。

こういったオンラインを活用した取り組みは、すでに国内の多くの学校で取り入れられており、アク

ティブユーザーは29万人ともいわれています。エストニアの人口は約130万人程度なので、いかに 多くの学生や、保護者、教員がこういったツールを利用しているかということがわかります。

2015年からはさらに、教育の電子化に関する新しい取り組みの Eesti 2.0が始動し、

そこで生徒は興味のある分野に関するオンライン学習リソースを自由に視聴したり、そういった興味関心を共有する同世代の学生たちとの交流の場としても活躍しているようです。

このようにエストニアでは国策として観光、IT のほかに、教育にも非常に力を入れており、

そういった取り組みが、結果として現在の学生の高い教育レベルに結びついているということが言 えると思われます。

世界トップレベルのエストニアの教育から日本が学ぶべき点も多いのではないでしょう か。

 

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